品質管理のふりかえり(2019年10月)

10月から品質管理チームに異動になりました。

今回は、1ヶ月のふりかえりを実施します。 試験的にYWTフレームワークでやってみたいと思います。

YWT

やったこと(Y)

  • 開発時に作成するドキュメントの整備
  • 変更時にユーザー視点での変更内容を記述するルールを追加
  • ドキュメントのレビュー結果をWikiで展開
  • 新人との1on1

わかったこと(W)

  • アジャイルな運用ができるように整備する必要がある
  • 開発者がユーザー視点を得られるように支援する
  • 迅速に適切な範囲に展開する
  • 新人の基礎教育とOJTの間に溝がある

つぎやること(T)

  • 開発時に作成するドキュメントの統廃合
  • ドキュメントをなぜ作成するのか要件をまとめる(Whyを保持する)
  • 基礎教育とOJTの溝を埋める応用教材の作成

総評

文化とドキュメント運用

文化としてはアジャイル寄りの文化が醸成されている反面、ドキュメントの運用が形骸化している点が散見された。現在の文化にドキュメントの運用を合わせて統廃合する必要がある。 また、「ドキュメントをなぜ作るのか」が開発者に上手く伝わっていない面が見られるので、要件をまとめて展開する。

適切な展開範囲

SlackやBacklogでの展開は手軽だが、その反面、適切な範囲に展開するのが難しいこともある。今回は全従業員に展開する必要があった為、Googleサイトを使用した。展開範囲に合わせて、適切に媒体を選択する必要がある。

応用教材の作成

自身も含め、技術を自然に覚えた開発者が多く、基礎教育とOJTの間に溝があるような印象を受けた。ヒアリングと並行しつつ、その溝を埋める応用教材の作成を始める。